部分リノベでも劇的変化
未来の選択肢を増やしたリノベーション
部分リノベでも劇的変化
未来の選択肢を増やしたリノベーション

東京都武蔵野市/マンション/約80㎡
都心にもアクセスが良く、「住みたい街ランキング」には常にランクインする人気の街。その地に建つマンションに一目惚れしたTさんご夫妻は、「外観と内観のギャップを楽しみたい」と、リノベーションに挑戦します。紆余曲折を経て、出来上がった“まるで新築”のような部屋。完成までのストーリーを聞きました。
家族構成:夫婦(30代・40代)+子ども1人
築年数:47年(購入時)
主なリノベーション:部分リノベーション
打ち合わせ期間:約2カ月 工期:約2カ月
「キッチンに住んでいる感じにしたら楽しそう」
この物件は、以前住まわれていた方がフルリノベーションされていて、とてもきれいな状態でしたよね。なぜそこからさらにリノベーションしようと考えたのですか?
Tさん:昔から外観と内観のギャップがある家に憧れていて、外観はヴィンテージで味がある感じなのに、部屋に入ると新鮮な驚きがあるという感覚を楽しみたいと思っていました。
そこで、このエリアでそれに該当するマンションを探していて、ようやく「これだ!」というものが見つかったんです。
でも、キッチンに洗濯機置き場があるという点だけが、どうしても受け入れられず、それなら自分たちらしい部屋にもできるだろうし、そこまで予算をかけずに部分リノベーションをしようということになったんです。

キッチン周りとリビングダイニングをメインに部分リノベーション
主なリノベーションは、キッチン周りとリビングダイニングですね。
Tさん:間取りを変えるようなことはしていませんが、リビングダイニングと隣の部屋の間にあった壁をガラスの引き戸に変えるなどして、開放的な空間を追求しました。
まず洗濯機置き場を移動させ、パントリーの中に隠しました。そして、キッチンは、コンロ前の壁を取り除いてペニンシュラキッチンに。また、元々あったキッチンは奥行きが浅く使いにくかったためTOTOのシステムキッチンに交換しました。
二人とも料理が好きなので、キッチンに同時に立つことを考えて背面にあるカップボードとの距離を少し開けて設置してもらい、空間を広くする工夫もしました。
一番のお気に入りは、キッチンからリビングにかけて広い面積にタイルを貼ったところです。最初は、コンロの側面だけに貼ることを考えていましたが、キッチンに住んでいる感じも楽しそうだなと思って、リビング側の壁まで貼っていただくことにしたんです。
これがとても良かった! 掃除もしやすいですし、部屋全体を引き締めるアクセントにもなったと思います。

一番手をかけたキッチン周り。タイル壁のデザインは、Co-DESIGN OFFICEに相談にくるお客様たちからも高評価
リノベーションをして、いかがでしたか?
Tさん:本当に大満足で、100点満点。料理をするのが楽しいですね。家の真ん中にキッチンがあって全体を見渡せるので、たとえ一人で料理をしていても寂しくないんです。
きちんと対話をしながら進めていきたかった
Co-DESIGN OFFICEに依頼したきっかけは?
Tさん:不動産会社さんから、3つくらい施工会社さんを紹介してもらったんですが、大人数でやっているところじゃなくて、きちんと対話して進めていける感じがいいなと思っていたんです。杓子定規にはめられるのも嫌だったし、流れ作業のように進めたくなくて。
そこで施工例も好みで、二人だけでやってらっしゃるということで、まずCo-DESIGN OFFICEさんに会いに行ってみようということになりました。
たずねてみると、私たちが好きなヴィンテージな外観のマンションにオフィスを構えられていて、扉を開けるとモダンで新鮮なインテリア。まず、その空間が気に入りました。
長いテーブルが置いてあって、その奥には建材のサンプルがずらりと並んでいて。ここで実際にお客様と距離感近く進めているということが、一目でわかりました。
さらに、お二人の間に流れている柔らかな空気もとても良くて。聞くと、お二人は、それぞれ会社を辞めて独立したばかりで、今から頑張っていこうという時期でした。
それなのに、「頑張っていかなきゃいけないんですよね〜」って、ふんわりとおしゃっていて(笑)。
前のめりじゃないけど、前向きなその感じがとても素敵だと思って、とりあえずこの二人と仲良くなりたい! って思ったんです。

玄関を開けるとリビングの窓いっぱいに広がる緑が迎えてくれる
代表も大工さんもチーム全体が完璧主義
実際に二人とリノベーションを進めてみて、いかがでしたか?
Tさん:私たちはもともと好みのスタイルが異なる夫婦で、打ち合わせ中に意見がすれ違い、不穏な空気が漂うこともあったんですけど、お二人はそれを見ながらずっとニンマリしているんですよ。
そして、ひと通り話を聞いてくれて、最終的にはどっちの肩も持ってくれるんです。
「わかります。よく揉めるんですよね。みなさん同じです。」なんてお話してくれるので、「自分たち特有の悩みじゃないんだ」ということがわかり、安心したのを覚えています。お陰様で夫婦で建設的な話ができきるようになりました。
あと、代表の斎藤さんが、とにかくいい意味で「細かい」んですよ。私たちが気にならないようなことまで「ちょっとここ気になるんで、やり直します」と言ってくれることが何度もあって。そして、依頼している大工さんまで同様に細かい(笑)。チームで完璧な状態を目指してくれているのが伝わりました。
スタッフさんともしっかりコミュニケーションをとってやっていらっしゃる。それは仕事をする上でとても大事なことですから、その点も大きな信頼につながりました。

当初予定のなかった洗面室も悩んだ末にリノベーション。「気に入らないデザインで使い続けるのも嫌だったし、もともと収納も少なくて。利便性を兼ねたリノベーションなら意義があると思い、気に入ったものに作り替えていただきました」(Tさん)
資産価値も鑑みたリノベーション
リノベーションする上で不安はなかったですか?
Tさん:施工期間中、ふと思い出して「現場を定期的に見に行かなくていいのかな。確認に来てと言われないけど、大丈夫なのかな……」と、ちょっと不安になったんですが、引き渡し時の想像を超えた出来上がりを見て「必要なかったんだな」とわかりました。

部分リノベーションの場合は、事前に丁寧な打ち合わせをしている事もあり、現地打合せを省略する事も。代表の斎藤は、完成後に「わあっ!!」と言ってもらいたいので、それを楽しみにもしているという背景もあるそう。
大満足なリノベーションだったということですが、今後、この家とどのように付き合っていきたいですか?
Tさん:部分リノベーションで済ませたのは、ここを終の住処にしようと思っていたわけではなかったからなんです。
夫婦二人で住むつもりでここを買ったのですが、リノベーションを進めている間に子どもに恵まれ、当初の予定とは異なるライフスタイルになりました。
引っ越してまだ2年半ほどですが、子どもの成長に合わせてもう何度も模様替えしました(笑)。なので、今後も子どもがどう成長していくかで、住み替えなければいけないかもしれないし、このままここに住み続けるかもしれないし、まだ先のことは全く見えていないんです。
でも、もし売却することになったとしても、こんなにきれいにしていただけて、印象が悪いことはないと思うんですよね。だからどうとでもなる。
私たちにとって、選択肢が広がるリノベーションだったんじゃないかなと思っています。